文系・未経験からでも、
信頼を積み重ねて製造DXの最前線へ
K.Kさん アソシエイト/入社5年目
1.業務理解・日常
現在担当している業務内容について
教えてください。
製造業向けのDXアプリ開発を担当しています。学校の職員室に置かれているような大きな複合機を製造しているお客様の工場で、製造ラインの不具合や作業中のミスを“見える化”するアプリを作っています。例えば、部品を組み立てている途中に壊してしまった時などの情報を、現場の管理者がすぐに把握できるようにするものです。作業する人が安心して働けるように、裏側で支える役割を担っていると感じています。
出社してから退社まで、
1日の流れを教えてください。
週3日はお客様の工場、週2日は本社勤務です。工場の日は朝9時までに出社し、一日中プログラミングに集中することが多いです。お客様からは口頭でざっくりと要望をいただくことも多いので、まず自分で叩き台を作り、実際に触ってもらいながら改善を重ねています。
昼食はチームメンバーと社員食堂で。野球の話や近くのご飯屋さんの話など、何気ない雑談が多いですね。そうやってリフレッシュできる時間があるからこそ、午後からも集中して作業できています。
2.入社動機とキャリアの始まり
数ある企業の中で、この会社を選んだ理由は何でしたか?
就活当初は出版社を志望していましたが、コロナ禍で採用が厳しく、他の業界も見てみようと思いました。その中でIT業界が安定していて、働き方も柔軟だったことから興味を持ちました。
今の会社はマイナビで知りました。『文系出身でも活躍できる』『人を大事にする』という言葉に惹かれて応募しました。特に印象に残っているのはWeb説明会です。参加者が自分一人だけで、採用担当の方が親身に話を聞いてくれました。“うちは本当にいい人ばかりがいる会社だよ”と言われて、嘘っぽく聞こえず、若手社員との座談会や面接を通してこの人たちと一緒に働きたいと思ったのが決め手でした。
IT未経験での入社は不安じゃなかったですか?
めちゃくちゃ不安でした(笑)。プログラミングの知識が全くなく、やっていけるのか心配でした。入社当初はコロナ禍で研修はフルリモートでした。最初は分からないことばかりでしたが、採用担当の方が週に一度『困ってない?』『ちゃんと眠れてる?』と声をかけてくれ、生活面まで気にかけてもらえたのは心強かったです。
分からないことは恥ずかしがらずに聞くようにして、講師や同期、先輩から一つずつ学んでいきました。そうやって少しずつ不安が和らいでいきました。
3.チャレンジと変化
入社してから「成長したな」
と思う瞬間はありますか?
1〜2年目は自分のことで手一杯でした。でも3年目くらいから、相手のことを考えて動けるようになりました。大規模プロジェクトで皆が余裕をなくしている状況を経験したことがきっかけです。
『相手が欲しいタイミングで報告しよう』『どう伝えたら相手が動きやすいか』と一歩先を考えるようになりました。相手主体で動くことを意識できるようになったのは、自分の大きな成長だと思っています。
製造DXのプロジェクトに携わるようになったきっかけは?
特に希望を出したわけではなく、案件のタイミングが合って入ったのがきっかけです。これまでの経験を評価して任せてもらえた部分もあると思います。実際にやってみると、お客様の現場に近い立場で課題解決ができるのが面白くて、今ではやりがいを感じながら取り組んでいます。
4.チームと働き方
チームの雰囲気を教えてください。
とてもフラットですね。おしゃべり好きな先輩がいるんですが(笑)、社内には誰でも受け入れてくれる穏やかな雰囲気があり、困った時にすぐ相談できるし、常駐先でも自然に雑談が生まれて良い関係を築けています。
「この人たちと一緒でよかった」と
感じた場面はありますか?
入社した頃は助けてもらってばかりでしたが、少しずつ自分も手伝えるようになり、先輩から『いてくれて助かった、ありがとう』と言われた時は本当に嬉しかったです。打ち合わせで自分が上手く説明できない時には、Sさんが意図を汲んで説明してくれて、本当に頼りになる先輩だと感じています。
5.キャリアと会社理解
この会社で働く魅力は何だと
思いますか?
人との関わりを大事にしながら挑戦できるところです。技術職は黙々と作業するイメージがあるかもしれませんが、うちはお互いの得意を活かして苦手を補い合えるチームで働けます。そこにやりがいを感じています。
今後挑戦したいことや、身につけたいスキルはありますか?
もっと幅広い技術を身につけて、後輩やチームメンバーから頼られる存在になりたいです。誰でも安心して質問できる雰囲気を作れるように、自分から声をかけていきたいと思っています。
6.就活生へのメッセージ
当時の自分や今の就活生に向けて、
どんな言葉をかけたいですか?
また、一緒に働きたい人は
どんな人ですか?
就活ってどうしても肩に力が入っちゃうと思うんですけど、会社に入ることがゴールじゃないし、あくまで生きていくための手段の一つです。そう考えれば少し気持ちが楽になると思います。もっといろんな人に会って、たくさん話をして、就活そのものを楽しむくらいの気持ちで挑戦してほしいです。
一緒に働くなら、“なんでだろう”と物事に興味を持てる人、明るくて人との関わりを大事にできる人がいいですね。スキルや経験がなくても、前向きな気持ちとチームを思う姿勢があれば、きっとここで成長できると思います。
7.まとめ
あらためて振り返って、この会社はどんな人に合っていると思いますか?
文系・未経験でも、素直に質問できる人ならきっと成長できます。分からないことを誰かが必ず助けてくれる環境があるからです。雑談から自然に関係性ができて、チームで支え合いながら前に進める。『この会社は人で成り立っている』と胸を張って言えるのは、そんな日常が当たり前にあるからです。安心して挑戦したい人には、ぴったりの職場だと思います。