知識ゼロからのスタートでも、
支え合いながら一歩ずつ前へ進める
O.Mさん スタッフ/入社2年目
1.業務理解・日常
現在担当している業務内容について
教えてください。
現在は、法人向けのパッケージシステムに対して、必要な機能を追加開発する「アドオン開発」を担当しています。システムを一から作るのではなく、もともとあるシステムに必要な機能を“足していく”ようなイメージです。設計・開発・テストまでを一貫して行うので、理解力や想像力が求められますが、最近では、少しずつ任せてもらえる範囲も広がり、やりがいを感じる場面も増えてきました。
最初は「これで合っているのかな…」と不安ばかりでしたが、すぐ近くにいる先輩に相談することで、少しずつ前向きに挑戦できるようになりました。自分で設計した機能がちゃんと動いたときには、思わず「よしっ」とガッツポーズしてしまうこともありましたね(笑)。そんな小さな成功体験の積み重ねが、今の自信につながっています。
出社してから退社まで、
1日の流れを教えてください。
出社後は、すぐに自分の担当業務に取りかかります。午前中は、主に製造やテストに集中し、12時から13時はしっかりランチを取って気分を切り替えます。午後は引き続き開発作業に専念する日が多く、気がついたらもう夕方…ということもよくあります。会議や連絡対応が少ないぶん、落ち着いた雰囲気のなかで集中して取り組めるのがありがたいですね。
また、困ったことがあったとき、すぐそばにOJTの先輩がいてくれることも大きな支えでした。今では、自分からも先輩の近くに座るよう意識していて、日々の小さな相談ごともすぐに解決できています。最近は後輩も配属され、教える立場として声をかけられることも増えてきて、自分の成長を実感する機会にもなっています。
2.入社動機とキャリアの始まり
入社を決めた理由と、当時印象に残っている出来事はありますか?
就職活動を始めた当初は、「絶対にこの業界で働きたい!」という強いこだわりはありませんでした。でも、会社説明会で話を聞いたとき、「文系でもITの仕事に挑戦できるんだ」と知ったことが、第一歩だったと思います。実際に文系出身の先輩も多く、未経験からでもしっかり育ててもらえる環境があることに安心感を覚えました。
なかでも印象に残っているのが、面接でのやり取りです。スキルよりも、私の価値観やこれまでの取り組みを丁寧に聞いてくださり、「この会社は人をちゃんと見てくれる」と感じたんです。自分らしさを大切にできる雰囲気に惹かれて、「ここなら前向きに頑張れる」と思ったのが、入社を決めた一番の理由です。
入社して最初の頃は、
どんなことが不安でしたか?
正直、最初はわからないことだらけでした(笑)。パソコンも得意とは言えず、「本当にやっていけるのかな」と不安になることが多かったです。でも、焦らずステップを踏める研修が整っていたので、少しずつ気持ちがほぐれていったのを覚えています。
特にありがたかったのは、どんなに小さな疑問にも耳を傾けてくれる先輩たちの存在です。「それで大丈夫だよ」とか、「ここはこうしたらもっと良くなるよ」といったアドバイスが本当に心強くて。失敗しても、「次に活かせばいいよ」と温かく声をかけてもらえる環境に、たくさん救われました。そうした日々を積み重ねるなかで、少しずつ「私でもやっていけるかもしれない」と思えるようになりました。
3.チャレンジと変化
これまでの仕事のなかで、印象に残っている仕事はありますか?
一番印象に残っているのは、自分ひとりで初めて設計を任されたプロジェクトです。ゼロから設計書をまとめる経験は初めてだったので、最初はどこから手をつけたらいいのか分からず、戸惑うばかりでした。
それでも、自分なりに考えて形にし、先輩と何度も見直しながら完成へと近づけていきました。最終的に、自分が設計した通りにシステムがきちんと動いた瞬間は、本当にうれしくて。こっそりガッツポーズをしたくらい達成感がありました。
その経験を通じて、自分自身にどんな変化がありましたか?
以前は、「間違えたらどうしよう」と正解を探すばかりで、なかなか行動に移せませんでした。でもこの経験を通じて、「まずやってみることの大切さ」を実感できたと思います。迷ったらとりあえず手を動かしてみることで、次のステップが見えてくる。そんな姿勢に変わっていきました。
最近では、「自分で考えて動いてみる」ことが少しずつできるようになってきましたし、後輩を気にかける余裕も出てきて、自分でも成長を実感しています。
4.チームと働き方
チームや周囲の人たちの雰囲気を教えてください。
「SEは黙々と作業している人が多いのかな」と思っていましたが、実際はまったくそんなことはなくて、明るくて個性的なメンバーがそろっています。作業中でも冗談が飛び交い、思わず笑ってしまうような、和やかな雰囲気が日常です。
自分も挨拶やちょっとした会話を大切にしていて、気軽にコミュニケーションが取れる関係性が、とても働きやすいと感じています。自然体でいられる空気感のおかげで、チームにもすぐ馴染むことができました。
「この人たちと一緒でよかった」と感じた場面はありますか?
先輩やチームリーダーは、私の得意なこと・苦手なことをしっかり理解してくれていて、それに応じて業務を振り分けてくれます。困っているときに声をかけてもらえたり、「頑張ってるね」と言ってもらえたりするのも、本当にうれしい瞬間です。
また、先輩や上司と一緒にランチへ行くことも多く、仕事以外の話で盛り上がることもしばしば。そうした日々のちょっとしたやり取りが、「この人たちと一緒に働けてよかった」と思える理由なのかなと感じています。
5.キャリアと会社理解
入社してからの1年で、自分が変わったなと思う部分はありますか?
少し重複してしまうのですが、改めて振り返ってみると、入社当初は「言われたことをこなすだけで精一杯」だったなと思います。とにかくミスをしないようにと気を張っていて、自分で判断することが怖かった時期でした。
でも最近は、業務の背景や目的まで意識しながら、どう進めたらいいかを自分で考えられるようになってきました。たとえば作業に迷ったときも、ただ立ち止まるのではなく、「まずやってみよう、違ったら相談すればいい」と思えるようになっています。
そう考えられるのは、いつでも近くに先輩がいて、相談できる安心感があるからこそ。挑戦することが不安ではなくなったのは、この環境が支えてくれているからだと感じています。
今後「もっとこうなりたい」「こんなことができるようになりたい」と思うことはありますか?
これからは、技術的な理解をもっと深めて、設計の段階から主体的に関われるようになりたいです。今はまだ、与えられたタスクを着実にこなすことが中心ですが、いずれはプロジェクト全体を俯瞰して動けるような存在を目指しています。
最近では、研修を終えたばかりの1年目の後輩から質問を受けることも出てきて、「自分も少しずつ頼られるようになってきたのかな」と感じる瞬間があります。
そんな後輩たちにとって、少しでも頼れる先輩でいられるように、技術力だけでなく、コミュニケーションや気配りといった“人との関わり方”の部分でも成長していきたいです。
6.就活生へのメッセージ
最後に、就活生に向けてメッセージをお願いします。
「就活って、自分をどう見せたらいいんだろう…」と悩むことも多いと思います。私も当時は、明確な志望があったわけでもなく、「IT業界って難しそう」「文系の私で大丈夫かな?」と不安だらけでした。でも今振り返ると、大事なのは“完璧な答え”よりも、自分の言葉で伝えることだったなと感じています。
この会社の面接では、スキルや経験よりも「どんなふうに働きたいか」「これまで何を大事にしてきたか」を丁寧に聞いてもらえて、自分自身の考えをちゃんと受け止めてくれたのがすごく印象的でした。だからこそ、就活生の皆さんにも、「うまく話さなきゃ」と思いすぎずに、自分の想いや価値観を素直に伝えてほしいなと思います。
そしてもう一つ。入社したあとの不安は、周りの人との関係性が支えてくれることも多いです。私自身、最初は本当に何もわからなかったけど、丁寧に教えてくれる先輩がいて、困ったときにすぐ相談できる環境があったから、ここまで来られました。
「自分にできるかな…?」と不安に思っている方にこそ、ぜひこの会社を知ってほしいです。安心して挑戦できる場所が、ここにはちゃんとあると思います。
7.まとめ
これまでを振り返って、どんな方にこの会社は合っていると思いますか?
あらためて振り返ってみると、この会社は、「人との関わりを大切にしながら、着実に成長していきたい」と思っている人にぴったりだと感じます。私は文系出身で、ITにもそこまで詳しくなかったので、正直、最初は不安だらけでした。でも、そんな私でもここまでやってこられたのは、「困ったら周りが助けてくれる」という安心感がずっとあったからです。
周囲とのコミュニケーションを大切にして、わからないことを素直に聞ける人。誰かの役に立ちたいとか、頼られる存在になりたいと思っている人。そういう人が、この会社ではすごく伸びると思いますし、実際に私のまわりにも、そんな先輩がたくさんいます。
スキルや経験があるかどうかよりも、「ちゃんと向き合ってくれる環境で、自分らしく頑張りたい」と思える人にとって、この会社はとてもいい場所だと感じています。