発注書・見積書管理システムの刷新
(機械製造業)

導入前 - どのようなことで一番お困りでしたか?

ある製造業のお客様は、長年ご利用されてきた発注書・見積書管理システムについて、2つの大きな課題を抱えていらっしゃいました。1. ランニングコストの高さ(Oracleデータベースを使っていたため、ライセンス費用が年々負担に)2. 開発・保守体制への不安(システムは大手SI会社製のパッケージソフトで、すでに開発言語やベンダーサポートの期限が切れ、今後の改修や障害時の対応に大きなリスク)Windows Updateでも動作不良の恐れがあり、「いつ業務が止まるかわからない」ことが最大の不安でした。

「困りごと」が与える業務・会社全体への影響

システム障害時に復旧の目途が立たず業務全体がストップする恐れがあった。
設計書などの資料が無く正しい仕様把握が困難、システム移行や拡張に消極的にならざるを得なかった。

当社を選んでいただいた理由

相見積もりの中で最もコストパフォーマンスがよかった点、100名規模の実績あるシステム会社としての信用、銀行紹介による与信など第三者評価。

弊社がご提案・ご提供した解決策

現行システムのプログラムを解析し仕様を把握。その中で「必要な機能」だけにフォーカスして開発を行うことでコスト面でも最適化。
ソフトウェアの配布(インストール等)が手間とのことを伺い各PCへのインストールが不要なWebシステムとして構築をご提案。
自社で保有しているシステムの部品(たとえばログイン認証など)を流用し、品質・コスト・スピードの最適化を図った。

お客様と一緒に実現してきた進め方・エピソード

設計書などの資料がなく仕様が不明だったため、弊社でテスト環境を構築しプログラム解析・動作確認。アジャイル型で開発・導入し、本稼働後も柔軟に改修。プロトタイプ段階でユーザーに触ってもらい、操作性を重視して開発。

導入後の効果

Oracleライセンス料の年間数十万円の削減。システム化への抵抗感を払拭し、業務効率アップを実感。運用リスクとコストの抜本的な削減。今後の働き方やシステム拡張に対応できる基盤づくりができた。

ご担当者様の声

不要なドキュメント作成をカットし、その分コスト削減できて助かった。自社部品流用による低コスト・高品質に満足。プロトタイプを作っていただきそれで確認ができたので早い段階で現場の不安が払拭できた。